有効求人倍率とは、
「仕事を探している人(求職者)」1人あたりに、
「何件の求人があるか」を示すものです。
例えば、求職者が100人⇒求人が50件しか無かったら、
有効求人倍率は「0.5」。
求職者が100人⇒求人が200件もあったら、
有効求人倍率は「2.0」です。
「有効」という言葉がいらないような気もしますが、
重要な意味があります。
企業がハローワークに求人案件を掲載できるのは「2ヵ月」。
2ヵ月経つと求人案件は消滅します。
つまり、(累積の数字ではなく)直近「2ヵ月」のみの
求職者数と求人件数を見ながら求人倍率を出せば、
経済状況を反映した数字推移になる、と考えることができます。
※参考までに。2009年のリーマンショック直後は、有効求人倍率が「0.47」まで下がりました