「アフターコロナの業績回復により、増員が必要。」
「従業員の高齢化も進んでいるため、ミドル層以下の採用×早期戦力化が急務」

今回ご紹介するのは、そんなお客様に対して
採用の固定概念を変える提案をしたことで採用成功できた事例です。

採用課題1 – 応募が集まらない

現状把握

都内で食肉の加工から販売・配送までを一手に担うお客様。2022年10月、業績回復による増員のため、以下の2職種をアルバイトスタッフとして募集しました。

• お肉を加工する【軽作業スタッフ】
• 加工したお肉を運ぶ【配送ドライバー】

募集活動には、コロナ禍以前から利用していた「折込チラシ」を使用。以前は応募が集まっていたため引き続き採用されましたが、計4週間掲載するも応募は0件と厳しい結果でした。

提案 – 紙媒体からネット媒体へ

上記経緯から、当社に新たな採用手法について相談が寄せられました。

ご相談を受けた当社は、折込チラシに代わる新たな方法として、紙媒体（折込チラシ）からネット媒体へ掲載切り替えを提案。

お客様はネット媒体の利用が初めてでしたが、求職者のほとんどがインターネットで仕事探しをしている事実を伝え『タウンワークネット＋Airワーク』でご掲載いただきました。

採用結果

新たな採用手段を実施した結果、総応募数21件、2名の採用に成功。

初のネット媒体掲載で採用ができ、「ネットってすごいね！」と効果を体感していただくことができました。

採用課題2 – 入社3ヶ月以内の離職率が高い

ふたたび現状把握

2023年2月、お客様から再度ご相談をいただきました。

「実は軽作業スタッフ1名が退職してしまった。そのためまた募集をかけたい」
「4月には取引先が増えるので、欲を言えば2名採用したい」
「でもまたすぐに辞められてしまうと困る、、、」

詳しくお話をおうかがいすると、こんな課題がみえてきました。

10年以上働くベテラン社員が多い一方で、入社3ヶ月以内の離職率が高い傾向。3ヶ月を超えると比較的定着してもらいやすいため、「入社3ヶ月の壁」を超えてもらう工夫が必要と考えました。

提案 – アルバイトから社員採用へ

入社3ヶ月の壁を超えるために当社で提案したのは大きく3つ。

1.募集条件に関して

雇用形態は当初お客様が検討されていたアルバイト採用ではなく、正社員採用にすることをご提案。

この提案に対してお客様からは、「現在働いている社員は全員アルバイトスタートで社員採用はやったことがない。社員募集やってみてもいいけど、採用できるかわからない」と不安の声があがりました。

そこで改めて採用目的を確認しました。

• 今回の募集は単純な欠員募集ではなく、『従業員の高齢化も考え、長く定着・活躍してくれる次世代のスタッフ採用』が目的であること
• そのためには、『アルバイトではなく、ゆくゆく会社の中核を担ってくれるような社員』を採用していくべきであるということ

　
上記2点をお伝えし、お客様にご納得いただきました。

2.採用予算に関して

相場の調査・データ分析を行った結果、正社員1名採用のためには少なくとも6件の応募獲得が必要でした。



早期離職の可能性も鑑みて採用目標は1名ではなく2名に設定。採用予算は36～42万円でご提案しました。

3.募集媒体に関して

社員採用に特化したリクナビNEXTとIndeed（Airワーク採用管理を利用）をご提案。2つの求人メディアでご掲載いただきました。

あわせて、『ナレッジワーカー』という採用活動の様々な業務を企業に代わって行う当社の独自のサービスもご利用いただきました。

採用結果

リクナビNEXTで1名採用しましたが、1ヶ月で離職。その後に利用したIndeedで、2名の採用ができ現在も活躍してくれています。ほぼ事前に提案していたシミュレーションどおりの結果となりお客様にもご満足いただけました。




後日、お客様からは「採用した2名のおかげで従業員全体の負荷が下がった。今後休日を増やしてあげたり、月1回で懇親会を開いてあげたり、社員旅行も計画していきたい」と働く環境の改善に意欲的なお言葉をいただくこともできました。

人手不足でお悩みでしたらご相談ください

当記事では、都内で食肉加工業を行うお客様の採用成功事例をご紹介しました。
人材事業40年以上の当社には様々な業界へのご提案・成功事例などのノウハウがあります。
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カテゴリ：採用戦略
タグ：Indeedアルバイト・パート採用タウンワークリクナビNEXT中途採用