ダイレクトリクルーティングとは?仕組みや掲載メリットについて解説します

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最終更新日: 2024/05/24  (公開日: 2024/05/24) このページのタイトルとURLをコピー
ダイレクトリクルーティングとは?

TVCMやSNS広告で「ダイレクトリクルーティング」という言葉を耳にする機会が増えた一方
「実際どういう手法なのかわからない」
「興味はあるけど自社で使えるものなのだろうか」

というようなお声もよく耳にします。

当記事ではそんな採用担当者様向けに、ダイレクトリクルーティングの仕組み・特徴・導入メリット・効果・掲載方法について解説していきます。

ダイレクトリクルーティングの導入を検討している方はもちろん、導入したものの運用方法に悩んでいるという方も是非ご覧ください。

ダイレクトリクルーティングとは?

ダイレクトリクルーティングとは企業が求職者に対してアプローチをし、採用決定につなげていく手法のことです。

従来の採用手法は、企業が就職サイト・転職サイトに募集情報を公開し、求職者に応募をしてもらう。もしくは企業が人材紹介会社を介して募集情報を公開し、求職者に応募してもらうといったものが一般的でした。

求職者の応募を待つという受動的な手法が従来型とした時に、ダイレクトリクルーティングは企業がアプローチを始めないと求職者との接点が生まれない能動的な手法です。

一方、求職者は自分の意思で目当ての企業や仕事を探すことができず、自分のプロフィールを公開して企業のアプローチを待つだけ。つまり企業と求職者のアクションが逆転したのがダイレクトリクルーティングであり、「逆求人サービス」とも呼ばれています。

ダイレクトリクルーティングが注目される背景

ダイレクトリクルーティングが注目されている背景には、日本国内の慢性的な人手不足や採用競争の激化があります。

国内の企業のうち99%を占める中小企業や知名度の低い企業は、相対的に採用力が弱く、募集を出しても採用候補者に応募してもらいにくい現状があります。

また経営人材やIT技術者等の専門職においては希少性が高く、転職市場において顕在層だけでなく、潜在層までアプローチしなければ採用できないケースもあります。

こうした背景から、企業は待ちから攻めの姿勢に転じて採用活動を行なおうという動きがあり、ダイレクトリクルーティングに注目が集まっているのです。

ダイレクトリクルーティングを利用するメリット

ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリット

求める条件にマッチした求職者に直接アプローチができる

自社が求める条件で絞り込みをかけ直接アプローチが可能です。
求人広告や人材紹介のサービスにもスカウト機能があるサービスはありますが、
・大卒以上の方
・普通運転免許をもっている方
のような大まかな括りでしかスカウト対象者を限定できないものがほとんどです。

一方ダイレクトリクルーティングサービスでは、
・大卒×30歳以下×営業経験3年以上×転職回数2回以内
のように、細かい条件に絞ってアプローチをすることが可能です。
なかには自社で活躍している方の特徴を分析し、その方と似た思考の方にアプローチができるサービスもあります。
そのため採用可能性の高い方からの応募を獲得しやすいです。

また、「積極的に求職活動はしていないものの、いい企業があれば転職をしたい」と考えているような潜在層にもアプローチすることができます。

採用コストを抑えられる

ダイレクトリクルーティングのプラットフォーム課金体系は成功報酬型を採用しているケースが多く、人材紹介会社と比較検討されることがあります。

中途採用の場合は採用した方の年収35%分、新卒採用の場合は80~100万円が成功報酬料金として設定されていることが一般的。一方、ダイレクトリクルーティングは、人材紹介会社より成功報酬料金が安く設定されており、採用コストの低減につながります。

ダイレクトリクルーティングを利用するデメリット

採用実務の負荷がかかる

従来の採用手法とは違い、企業側からのアプローチ必須の手法です。

・募集記事の作成
・スカウト文面の作成
・スカウトの送信
・応募者対応

をすべて企業側で行うため、マンパワーがかかります。
記事作成・文面作成のノウハウがない企業や、求職者のレジュメをじっくりみながらスカウトを打つ時間をとれない企業にとっては利用が難しいかもしれません。

当社ではそのような企業様に向けて、採用活動の様々な業務を企業に代わって行うサービスも行っております。
ご興味ございましたらお気軽にご連絡ください。
>> 【無料相談】お問い合わせはこちらから

サービス選択のポイント

登録者の特徴で選ぶ

・年齢(例:20代前半、35歳以下・・・)
・職種(例:エンジニア、営業、飲食店店長・・・)
・スペック(例:経験年数〇年以上、英語が話せる方、▲▲の知識がある方・・・)

など、「どんな方を採用したいのか」がサービス選定の基準となります。

予算・期間で選ぶ

・予算(1名90万以下で採用したい)
・期間(2カ月で採用したい、または無期限で掲載を続けていい方がいたら採用したい)

サービスによって費用の発生するタイミングや掲載可能期間が異なります。
採用計画をたて、その計画に沿ってサービスを選定していくことが重要です。

ダイレクトリクルーティング主要サービス一覧

中途・新卒の主要なダイレクトリクルーティングサービスをご紹介します。

中途採用向けサービス

■Wantedly

Wantedly

特徴
  • 条件や知名度に左右されない共感採用
  • 公開件数の限りなし
  • 成功報酬なし。毎月定額の料金モデル

サービス名:Wantedly(ウォンテッドリー)
運営会社:ウォンテッドリー株式会社

■BIZREACH

bizreach

特徴
  • 登録者の約3割が年収750万以上。即戦力人材データベース
  • 独自の審査を通過した人材のみが登録している
  • 成功報酬型

サービス名:BIZREACH(ビズリーチ)
運営会社:株式会社ビズリーチ

■dodaダイレクト

dodaダイレクト

特徴
  • 日本最大級のスカウト登録者数※345万人
    • 募集職種無制限
    • 成功報酬なし

サービス名:dodaダイレクト
運営会社:パーソルキャリア株式会社

■Green

Green

特徴
  • IT/Web業界の経験者採用に強い
  • 更新料が永年無料
  • 成功報酬費用が職種ごとに一律固定

サービス名:Green
運営会社:株式会社アトラエ

■openworkリクルーティング

openworkリクルーティング

特徴
  • 登録ユーザー数600万人以上の社員クチコミサイト「openwork」
  • 会員の約70%が20代、30代
  • 成功報酬型

サービス名:openworkリクルーティング
運営会社:オープンワーク株式会社

新卒採用向けサービス

■OfferBox

Green

特徴
  • 就活生の3人に1人が利用している
  • オファーメールの開封率82%
  • 適正検査を活用した学生検索が可能

サービス名:OfferBox
運営会社:株式会社i-plug(アイプラグ)

■キミスカ

キミスカ

特徴
  • 選べる3種類のスカウト
  • 導入企業の半数が従業員数300名以下
  • 登録者の半数以上がMARCH,国公立大以上の学歴

サービス名:キミスカ
運営会社:株式会社グローアップ

■あさがくナビ

あさがくナビ

特徴
  • 逆求人型サービスにおいて学生満足度第1位
  • 動画をつかった動機形成が可能
  • 学生に会えるリアルイベントを毎月開催

サービス名:あさがくナビ
運営会社:株式会社学情

■LabBase(ラボベース)

LabBase

特徴
  • 理系学生特化型データベース
  • 成功報酬なし
  • 登録学生の88%がMARCH以上

サービス名:LabBase(ラボベース)
運営会社:株式会社LabBase

まとめ|ダイレクトリクルーティングとは

今回は企業の人事・採用担当様向けに、「ダイレクトリクルーティング」とそのメリット・デメリットなどについて解説しました。

  • ダイレクトリクルーティングについてもう少し詳しく聞きたい
  • 自社の採用には従来の就職サイトとダイレクトリクルーティングどちらが合っているのだろうか
  • ダイレクトリクルーティングに興味はあるけど何から始めたらいいのかわからない
  • など、ダイレクトリクルーティングに関する興味やお悩みございましたら、ぜひご相談ください。
    >> 【無料相談】お問い合わせはこちらから

    カテゴリ:採用戦略
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