今回はIndeed(インディード)のクリック課金制について解説します。
など、Indeedは従来の求人広告媒体とは違う点が多く、質問をいただく機会も少なくありません。
一部図解を用いながら解説していきますので、この機会にクリック課金制やクリック単価の仕組みについて理解しておきましょう。
クリック課金とは、Indeedを含むインターネット広告で代表的な課金方法のひとつ。
広告が何度表示されても費用はかからず、その広告がクリックされたタイミングで初めて広告費用が発生する仕組みです。
決まった期間に掲載することに対して料金がかかることが多い従来の求人広告媒体に対し、クリック(=求人詳細ページへ移動)されたことに対して料金がかかるクリック課金制は費用対効果が明確で無駄がないという特徴があります。
また、広告が1クリックされるごとに発生する料金のことを「クリック単価」といいます。
ここからは、Indeedのクリック課金に関する仕組みを解説していきます。
Indeed有料広告の掲載予算は交通系電子マネー(SuicaやPASMOなど)のように事前チャージするイメージでお考えください。
申込み・掲載時点では費用は発生せず、広告がクリックされた時点で、申込み金額から取り崩されていきます。
当社では、1回あたりのチャージ金額(申込み広告料金)12万円/3ヶ月から運用代行を承っておりますので、採用目標にあわせ最適な期間で運用(費消)するよう日々調整しています。
クリック課金制を採用しているIndeedでは、検索結果に表示された広告がクリックされるたびに費用が発生します。
広告運用担当者は予め管理画面でキャンペーンを設定します。キャンペーンでは目標・予算・期間・配信対象案件などを設定することが可能です。
あとはユーザーがIndeedで検索するたびに各社が設定したキャンペーンの入札設定でオークションが行われ、「クリック単価」は決定します。
例えば3社が入札している場合では以下のようになります。
(ここでは分かりやすくするためクリック単価以外の要素は3社イコールとします)
上の場合、最も高い上限クリック単価で入札されているA社の広告が掲載されるのですが、クリックされた時の単価は2番目に高いB社の上限クリック単価よりも1円高い101円になります。
「上限クリック単価が200円なら1クリック200円になるのでは?」
と疑問をもたれる方もいらっしゃいますが、そうではありません。繰り返しますが、2番目に高い金額よりも1円高い金額で決定されます。
入札価格(上限)であることは間違いありませんが、Indeedでは、クリック時に確定する単価は競合他社の設定価格によって変動する仕組みになっています。
セカンドプライスオークションはどんなに高額で入札していても2番目に高い金額より1円高い額だけ払えばいいので、「もっと安い金額でも掲載できたのに・・・」といったリスクなく、無駄な費用がかからないところがメリットです。
Indeedでクリック単価が決まる仕組みは前述の通りですが、それらは「職種」「エリア」などの競合性の高さによって変動します。
競合性の低い「職種」「エリア」であればクリック単価の相場も安くなりますし、反対に高ければクリック単価も比例して高くなります。
ただし、Indeed検索結果の表示には「検索ワードと広告・LPの親和性」「広告の品質」「推定クリック率」「推定応募開始率」「ユーザーの閲覧履歴」などの様々な要素(マッチ度)が影響します。
きちんと検索ワード対策をしていなければ、そもそも検索結果に反映されない(=オークションに参加できていない状態)など、競合性の高さだけで一概に効果を語れるものではありません。
Indeedの有料広告の話をすると、「クリック単価」「上限クリック単価」「平均クリック単価」と3つの言葉を耳にすることがあると思います。
代理店の担当者とIndeedの効果や運用方法について話す際は、この3つのクリック単価を整理しながら進めましょう。
広告がクリックされるたびに発生する費用のこと。実際にかかる料金は1クリックごとに異なります。
広告管理画面で設定した各キャンペーンの入札価格のこと。この設定価格をもとに、求職者がIndeedで検索されるたびにオークションが行われます。
発生したクリック単価の平均値です。実際のクリック単価は1クリックごとに異なるため、Indeed有料広告の効果レポートで月や日単位のデータをまとめる際は平均値を表示します。
「より多くの求職者に求人を見てもらいたいので検索結果1位に表示させたい」
「クリック単価の設定をいくらに設定すれば1ページ目に表示されるのか」
とご相談をいただくことも少なくなりません。
Indeedはクリック課金の入札制ですから予算を増やすことでより多くの検索結果に反映されやすくなるのは事実。
しかし、Indeed検索結果は前述の通り「ユーザーの検索ワード」や「ユーザーの閲覧履歴」などのマッチ度が影響します。例えば同じ「営業 東京都豊島区」などのワードで検索しても、マッチ度の違いから表示順位は個々で異なります。
よって、「検索結果1位」や「1ページ目」に表示させるための金額はユーザー(検索ワード)によって異なりますし、そのような運用方法は費用対効果的にもおすすめできません。
当記事では、Indeedのクリック課金制について解説しました。
実際のIndeed運用シーンは、求人ページを作って上限クリック単価を設定したら終わりではなく、表示回数・クリック率・応募率などの推移をもとに入札価格の調整や求人ページの調整などを行うことがポイントです。
・Indeedについてもっと知りたい
・効果事例を知りたい
・求人媒体で効果がないので新しい採用手法を取り入れたい
などIndeedを含め採用全般でお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
リクルート正規代理店/Indeedゴールドパートナー
設立40年超、1都3県を中心に全国の人材採用を支援する広告代理店。求人広告のご掲載、Indeed等のWeb広告運用代行、採用サイト制作などのサービスを提供しています。
採用に関する質問・相談など、お気軽にご相談ください
資料請求・ご相談(無料)