「Indeed(インディード)って何?」
「従来の求人広告媒体とIndeedって何が違うの?」
TVCMなどで耳にし実際に新たな採用手法として導入している企業様も増えているIndeed(インディード)ですが、「正直まだよくわかっていない」というお声もよく耳にします。
当記事ではそんな採用担当者様向けに、Indeedの仕組み・特徴・導入メリット・効果・掲載方法について解説していきます。
Indeedの導入検討している方はもちろん、Indeedについて学び直したい方も、ぜひご覧ください。
Indeedは、ひと言でいうと日本国内で最も訪問数の多い求人サイトです。
イメージとしては、Google(グーグル)やYahoo!(ヤフー)の求人情報専門版とお考えください。
企業・店舗のホームページに載っている採用情報、派遣会社/紹介会社の案件、そしてタウンワークやフロム・エーナビのような求人広告媒体など、Indeedはインターネット上のさまざまな求人情報を収集・検索できるようにしています。
元々はアメリカで誕生したサービスですが、2012年にリクルートホールディングスが買収したことを一つの転機に日本国内でもユーザーを拡大してきました。今では世界60ヶ国以上でサービスを展開している、世界No.1求人サイトです。
Indeedについて複雑そうと思われるかもしれませんがご安心ください。Indeedのサイトトップページは非常にシンプルで、はじめて利用する求職者でもカンタンに仕事探しすることができます。
Googleのように画面中央に検索窓が表示されたシンプルなトップ画面。ここで、「職種」「会社名」「条件」などのキーワードや勤務地を入力して検索すると、Indeedが取り込んでいるインターネット上の求人情報の中から求職者にマッチしたものが一覧表示される仕組みです。
タウンワークやリクナビNEXTなど従来の求人広告媒体では、求職者はそのサイトを訪れてもサイト有料掲載された求人情報しか閲覧できません。
しかしIndeedなら、求人広告媒体はもちろん企業の採用サイトまでまとめて一覧表示されるので、求職者はより多くの情報をチェックしやすい仕組みになっています。
Indeedの一覧画面で職種名をクリックすると、その求人の詳細情報を確認したり掲載元である企業の採用サイトや求人媒体のページへ移動して詳しく確認することもできます。
Indeedの検索結果をご覧いただくと「PR」や「スポンサー」と付いた求人情報があると思います。これらはIndeedの有料広告という仕組みを利用して表示されている求人情報です。
→2023年6月よりスポンサー求人における「PR/スポンサー」の表示は終了しています。
Indeedが自動的に取り込んでいる求人情報は基本的にすべて無料で表示されます。ただしIndeedには数多くの求人情報が取り込まれているため、無料掲載だけでは検索結果に埋もれてしまうケースもあります。
そこでIndeedの有料広告を利用して掲載すると、より求職者の目に留まりやすくなり、最適な候補者により素早くリーチできるようになります。(表示回数・クリック数アップを図れる)
Indeed有料枠は統計的に最もクリックされやすい一覧画面の上部・中部(スマホのみ)・下部にあり、有料枠に掲載した際のクリック数(詳細画面の閲覧数)は無料枠との比較で約5倍もの増加を期待できます。
→2020年8月より有料無料問わず固定の表示位置はありません。有料・無料を問わず、ユーザーに最適な検索結果を表示しています。引き続き有料広告を利用することで、多くの求職者に自社の求人情報の閲覧機会を増やすことが可能です。
企業や店舗の採用活動でIndeedを使うメリットは以下のとおり。
それぞれ具体的に説明していきます。
Indeedの月間訪問数は2,900万人以上*といわれています。
直接比較はできませんが、同じくリクルートが運営する日本最大級の転職サイト「リクナビNEXT」の会員登録数が1200万人**と考えると、訪問数の多さを少し実感いただけるのではないでしょうか。
このように毎月多くの求職者が訪れるIndeedに掲載しておくことで、自社の採用活動をたくさんの求職者に知ってもらえ、新たな出会いの機会を生むことが期待できます。
* 2,960万人(Similar Web, 総訪問数, 2023年7月)
** 2023年8月末時点
Indeedの月間訪問数が多い背景には、(1)求職者が仕事探しでスマホ(Google検索)を利用するようになったこと、(2)Indeedが検索エンジン(SEO対策)に強いこと、の2点が考えられます。
スマートフォンの普及により、求職者は仕事探しの際にGoogle検索を利用することが増えました。求職者の仕事の探し方の変化にあわせ、Indeed以外にも「Googleしごと検索」や「求人ボックス」など、Indeedに類似した検索サービス(求人検索エンジン)も登場しました。
そのなかでもSEOに強いIndeedは「求人+エリア」や「職種+エリア」で調べるとGoogleの検索結果で上位に表示されることが非常に多く、求職者が仕事を検索すると自然とIndeedに訪問しやすい状況にあります。
企業ホームページや求人広告媒体など様々な情報を取得するIndeedには、非常に多くの求人情報が掲載されています。TVCMでも流れているようにIndeedには無料で求人を掲載することができますが、それだけでは思うように応募数が増えないケースも少なくありません。
そこでIndeedの効果を最大化するために欠かせないのが有料掲載。
Indeed有料掲載は求職者のクリックに応じて費用が発生する「クリック課金制」です。
決まった期間・料金で掲載する求人広告媒体と違い、求職者が一覧画面でクリックし、詳細情報を閲覧されなければ費用は発生しない仕組み。
大前提として求職者が検索した条件にマッチして一覧画面に表示されていること、そしてその一覧の中から興味を持って詳細画面を閲覧されて初めて費用が発生する仕組みですから無駄がありません。
くわえて掲載数日で採用充足した際には有料掲載をストップしたり、反対にいつでも掲載再開することも可能です。
このようにIndeedは反響や状況に応じて随時調整できるので無駄が少なく、従来の求人広告媒体からIndeedの有料掲載に変更してコストカットに成功した企業・店舗の事例があります。
Indeedのクリック課金制・単価の仕組みはこちらの記事もご確認ください。
>>【図解で解説】Indeedのクリック課金制やクリック単価の仕組み
Indeedの検索方法は「キーワード × 勤務地」。
「職種」「住所」など求職者は自身が求める要件で直接検索するので、求人広告媒体よりもダイレクトなマッチングが実現します。
実際に求人広告媒体で6ヶ月掲載して応募ゼロだった企業様(採用が難しいエリアでの募集)が、Indeedの有料掲載をはじめて1ヶ月で3件応募(採用1名)といった事例(後述)などもあります。
続いて、当社が実際にIndeedを運用した効果事例の一部をご紹介します。
1つ目はIndeedの導入によってコストを大幅に削減できた事例、2つ目は求人広告媒体で効果が出ていなかったところIndeedを導入したことで採用成功した事例です。
当社には他にもIndeedの運用実績がありますのでお気軽にお問い合わせください。
>> ご相談・お問い合わせはこちら
Indeedの掲載方法は大きく分けて2種類あります。
それぞれ順にご説明します。
Indeedは企業・店舗が自ら導入することができます。
具体的には、
・Indeedに直接投稿する
・Indeedに対応した自社の採用サイトを使う
いずれかの方法になります。
※Indeed対応の採用サイトをお持ちでしたら、既にIndeedに無料掲載されている可能性もあり
この場合、まずはIndeed公式サイトにアクセスし、「Indeedをはじめる」から画面指示に従いながら操作してください。
もう一つは、Indeed広告(有料オプション)の販売代理店として公式に認定された認定パートナー経由で導入する方法があります。細かな導入の流れは代理店各社で異なりますので、ここでは当社(太陽企画)にご依頼いただいた時の流れをご説明します。
※代理店経由でのお申し込みは有料掲載が前提です
大まかに書くと上記の流れになります。
実際には採用サイトの有無など掲載方法によって一部異なりますので、詳細はお打ち合わせの際にご説明させていただきます。
掲載手続きや掲載後の細かな調整はすべて代理店が行いますので、採用担当者様の負担が増えることはありません。
非常に多くの求人情報を集約しているIndeedですが、どのような募集でも掲載できるわけではなく、Indeed公式の掲載基準(ガイドライン)をクリアしていることが前提となります。
詳細は以下の記事で解説しているのであわせてお読みください。(自社の採用サイトを掲載するための条件も解説しています)
>>Indeed掲載基準(ガイドライン)と自社サイトの掲載基準
企業・店舗で自ら導入することはできますが、予算管理・クリック単価の調整など掲載スタート後も色々と運用業務が発生します。
その点、当社をはじめとする代理店に依頼いただければ全般的にフォローいたしますので、煩わしい運用実務や専門知識は不要です。
Indeedの予算には利用(費消)期間などの制限はありません。例えば、掲載中に採用充足した際には一時的に掲載ストップし、再開するまで保有しておくことができます。
ただし代理店・サービスによっては、ご利用期間が明確に定まっているケースもあります。詳しくはお申し込み前にご確認ください。
任意の期間もしくは1ヶ月の予算を決めて掲載します。
運用型広告、且つクリック課金形態のため配信期間の保証はありませんが、
当社ではお客様のご利用目的・採用目標にあわせて効果的に予算消化できるよう運用させていただきます。
職種・勤務地・待遇など条件によっては無料掲載だけで効果が出るケースもあります。
しかし、有料掲載のように長期間掲載するなどのコントロールはできなかったり、閲覧数が増えない可能性があります。
Google広告やYahoo!プロモーション広告と同様に、Indeedスポンサー広告は「運用型広告」と呼ばれています。
運用型広告は、広告を配信スタートしてからも配信する広告・入札額などを随時変更することで効果改善できることが特徴。運用者のスキルによって効果が左右されるといっても過言ではありません。
代理店に頼まず自社で始めることもできますが、「広告の表示回数」「クリック率」「応募率」などを分析しながら配信効果を高めていくには運用ノウハウが重要。
当社をはじめとする広告代理店に運用をご依頼いただくと、運用ノウハウを活かして配信効果の最大化を期待できるところが一つの大きなメリットといえます。
当記事では、Indeedの仕組みや特徴・導入メリット・効果・掲載方法について解説しました。
など、企業・店舗の数だけ採用に関するお悩みもあると思います。
それらを解決する手段のひとつにIndeedの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
「Indeedについてもう少し詳しく教えてほしい」
「当社でもIndeedを導入したら効果が出そうか」
「太陽企画のIndeed運用には他にどんな事例があるの」
など、少しでもIndeedに興味をお持ちでしたらまずはお問い合わせください。
人材事業40年以上の当社が、貴社の採用活動を全面的にサポートさせていただきます。
リクルート正規代理店/Indeedゴールドパートナー
設立40年超、1都3県を中心に全国の人材採用を支援する広告代理店。求人広告のご掲載、Indeed等のWeb広告運用代行、採用サイト制作などのサービスを提供しています。
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